もちきんちゃくちゃん
2023年10月29日 (日) | 編集 |
おでんの具材で何が一番好き? と聞かれたら
わたしは「もちきんちゃく」なのですが、
先日おとうさん(=主人)が休日に作ってくれた
クラムチャウダーに
もちきんちゃくが入っていて、びっくりしました。

にんじんやタマネギを切ってるところは
目にしてたんですが、
まさか最終的なゴールがこれとは思わなかった。

自分が作ると、当然予想通りの味のものが
できあがるわけで、
人が作ってくれた料理は意外性があって面白いですね。

しかも、スープがしみこんだ もちきんちゃくの
あげの部分、おいしかったんだよな、
これも驚き・・・

というわけで、このもちきんちゃく事件の記念に
もちきんちゃくちゃん作りました。

 motikin01.jpg

あみぐるみ作るの久しぶりだなー
ひとつ前に作ったの何だっけ?
って、ブログの記事さかのぼったら、
お正月用に作ったジュンだったみたい??
思った以上にスパンあいてた!

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  テーマ:編み物 ジャンル:趣味・実用
アラン模様ハンドウォーマー
2023年10月25日 (水) | 編集 |
ブランケット用の棒針モチーフを編んでいた時に
思いついたものを、編もうとしています。

 alanHandWarmer01.jpg

今回覚えたアラン模様を使って
ハンドウォーマー編めないかな、と思うのです。

 alanHandWarmer02.jpg

参考にしているのは、以前とった
フェアアイルハンドウォーマーのレシピです。
(これがないと、親指がつけられない)

 alanHandWarmer03.jpg

幅や長さの目数はキットと同じにして、
手の甲にあたる側に模様を入れてみました。
わたしが編める、おなじみの模様w

とりあえずまだ親指はつけていないけれど
試着してみると、
これ、一応つけられるけれど、ちょっときついです。

元はフェアアイルなので要はメリヤス編み。
交差編みをすると幅が詰まるので、
ぴちぴちになっちゃったみたいです。

もうちょっとゆったりした方が
つけ心地も良いでしょうから、
ハニカム模様を1列増やそうかな。
そうすると8目増えることになります。

全体を8目大きくして編んでしまうと
手首や指先の部分がゆるゆるになりそうなので、
ゴム編みの部分はキットのままの目数で、
その次(or前)の段で増減すればいいかな。

 alanHandWarmer04.jpg

増し目は、このキットを作った時に学んだ
ねじり増し目というのを使ってみます。
いろんなキットで教わった少しずつの知識を集めて
次の手作りに活かしています。

 alanHandWarmer05.jpg

もう一度編みました。
模様の部分、あまり固くならないように
ゆったり編むようにも心がけました。

この幅、よさそうです。
編み目を増減した部分も、それほど違和感ないですね。
よかった~

 alanHandWarmer06.jpg

1模様分だけでも、けっこう変わるものですね。

最初に編んだ方も手首部分までほどいて、
(左手用にして)編み直しました。

 alanHandWarmer07.jpg

よし、親指もつけていきます。
キットの指示どおり慎重に編めば大丈夫……。
(なんか、昔あまり分かってなかった
"1目ひろってねじって編む" という作業が
今回は分かった気がしました)

 alanHandWarmer08.jpg

アラン模様ハンドウォーマー、無事完成です。
棒針編みのデザインや構造を
自分で少し考えられるようになったのが進歩です。

 alanHandWarmer09.jpg

使った糸は、Saumur Plus(ソミュール プラス)。
もう廃盤になっちゃってるようですが、
アルパカ30%、メリノウール70%。
これもアルパカが入っているので あったかいんじゃないかなー。

たぶんアルルといっしょにお試しで買って数年、
死蔵していた糸に出番があってよかったです。

 alanHandWarmer10.jpg

JKによる着画像。
学校行く前の一瞬にご協力お願いしました。

 alanHandWarmer11.jpg

そして、入りたがるひとたち。

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  テーマ:編み物 ジャンル:趣味・実用
LEGO(71404) クリボーのくつ
2023年10月21日 (土) | 編集 |
近所のショッピングモールのレゴ売り場見ていたら、
目にとまったセットがありました。

新しいミニフィギュアコレクションが出てたりするかな?
って覗いただけだったのですが、
買っちゃいました。セールになってたし。

 LEGOGoombasShoe01.jpg

スーパーマリオシリーズ、
今やもういっぱい出ていますね。
あまり把握できていなかったけれど、
データベース見ると2020年から出ているのかな。

 LEGOGoombasShoe02.jpg

そんな手薄状態だったシリーズに
なぜ気を惹かれたかというと、
お気に入りキャラの靴クリボーだったからです。

 beadsMosaic26.jpg

これですね、マリオ3のWORLD5のステージ3にだけ
でてくるなぜか靴はいてるクリボー!

倒すと靴を奪うことができるんですが、
その姿もかわいくて、以前ビーズチャーム作ったことがあります。

 beadsMosaic30.jpg

http://nah003.blog47.fc2.com/blog-entry-1813.html
(詳しくは、10年くらい前のこの記事で)

あれをレゴに採用したとは粋だ……と思ったら
買わずにいられませんでした。

 LEGOGoombasShoe03.jpg

開けました。
パーツ数は66。

このセット、インストが入っていませんでした。
(さっきの紙は、カタログ的なチラシ)

 LEGOGoombasShoe04.jpg

たしかに箱に、インストはデジタル版のみ、と
書かれています。

QRコードから LEGO.COM へアクセスできるように
なっていましたが、スマホでインストを見るには
アプリのインストールが求められるようだったので
それは見送って、PCから見て作ることにしました。

 LEGOGoombasShoe05.jpg

クリボー専用パーツ。

 LEGOGoombasShoe06.jpg

レンガブロックも用意できるようになっていて
すばらしい。

 LEGOGoombasShoe07.jpg

靴本体の方は、思いがけずメカニカルです。

 LEGOGoombasShoe08.jpg

足首から上の方は、一体化パーツでした。

この形 手元で見て、もしかして……?って
気づいたんですが、調べたら
「Cylinder Warp Pipe」という名前のパーツでした。

やっぱ土管じゃんね!

この緑色は、Green ではなく、ちょっと明るい
Bright Green というカラーです。

 LEGOGoombasShoe09.jpg

あと、この丸いカーブのコーナーパーツは
便利ですね。

 LEGOGoombasShoe10.jpg

「クリボーのくつ(71404)」できあがりー。

原題は「Goomba's Shoe」っていうそうです。
クリボーって海外では Goomba なんですね。
どう発音するんだろ。

ちょっと傾いているのは、靴底に仕掛けがあるためです。
ぼよんぼよん弾ませて遊べるようになっています。

わたし詳しく把握できていないのですが、
マリオのシリーズは、ハイテクな遊び方が
できるみたいなんですよね。
音が鳴ったり、ARと組み合わせたりできるのかな。
そのための仕組みが、このセットにもありました。

そして、マリオを載せることもできると思います。
箱に書かれているマリオが幽霊みたいに半透明なのは、
「このセットにマリオは含まれていません」
ということだと思います。
マリオがついてる他のセットを買ったら
併せて遊べるんでしょうね。

 LEGOGoombasShoe11.jpg

それにしても、ゼンマイがついててかわいいな、
アレンジかしら?と思ったのですが、
よくよく見たら、クリボーの靴、
昔からゼンマイついてますね!

わたしあれ、羽だと思っていたわ・・・
ぴょこぴょこ跳ねるように近づいてくるし、
マリオが乗ると大きくジャンプしたりできるから、
飛んでるイメージあったのかな。
30年以上誤解してたわ・・・

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  テーマ:ホビー・おもちゃ ジャンル:趣味・実用
トロとクロのブランケット
2023年10月19日 (木) | 編集 |
どこでもいっしょのドット絵でブランケットを作る計画。
なんとかうまくいきそうな兆しが見えてきました。

かぎ針と刺しゅうで絵を描くことができると
分かったわけですが、
まだ懸念点があります。

かぎ針編みを始めたての頃、長編みの往復編みで
しましまに編んだモチーフをつないだ作品を
作ったことがあります。

ブランケットのつもりだったのですが、
できあがったのはガチガチでずっしりな
ラグマットでした。
初心者ながらがんばったのに、しょんぼりな思い出。

だから絵が描けても、ブランケットに不向きな質感なら
ダメなわけです。

試作品はダメ元で編んだのですが、
これが意外と、やわらかくて大丈夫そうなんです。

 arles13.jpg

使った糸が良かったんでしょう。
アルルと、シフォンという、長年愛用している
アルパカ100%の糸です。
これなら、ブランケットになりそうです。

で、絵柄のモチーフばかりではなく単色モチーフも入れて
市松状に並べようかなと思います。
メリハリが出て落ち着きそうですし。

その単色モチーフ部分を、棒針で編もうと思いました。

かぎ針編みは、自由度の高い形がさくさく編めるという
長所があります。
一方棒針編みはなんと言っても、柔らかさと手触りの良さが
抜群ですね。

絵柄部分を棒針で編むのは断念したけれど、
単色部分はなんとかがんばってみたい!

それでここしばらく、いろいろと試し編みを
していたわけですね。
かのこ編み、メリヤス編み、ハニカム、
ジグザグ、ブラックベリー、バスケット、
ケーブル、三つ編み。

デザインで選ぶというより
「まぁまぁいい感じに見える程度に編める」模様を
探す……という具合でしたが、
どうにか、必要な枚数を編みました。

 toroBlanket46.jpg

正直、絵柄のモチーフよりずっと大変だったw
棒針モチーフに比べたら、長編みのマットなんか
マジで秒で編めるw

これまでの試し編みで「幅をそろえる」ことに
こだわっていたのも、同じサイズのモチーフが
必要だったためです。
棒針は仕上がりサイズの感覚がつかめなくて
難しかったです。

 toroBlanket47.jpg

かぎ針は何の苦もなく、ぴったり同じサイズに
編み上がるんですけどね・・・

編む模様によって 1段の目数が違うので、
絵柄モチーフの1辺の目数に合うように
最後に1周かぎ針でふちを編んで、調整しておきました。

 toroBlanket48.jpg

最終的には数種類の模様を採用しましたが、
一番多く編んだのは、ハニカム模様でした。
バスケットステッチも美しいのですが、
1段の目数が多いので、重たくなるんですよね。
ハニカム模様はぽこぽこしているので
ペラペラ感がないのに、目数が少ないため
軽く仕上がるので、優れた模様だと思います。

 toroBlanket49.jpg

つなぎ方は決めていました。
多角形モチーフブランケットを作った時に学んだ
「すくいはぎ」です。

つなぐのに使う糸が見えなくなるので、
隣り合うモチーフの色が違う時に使うと良い
技法だと思います。

3日ほどかかってつなぎました。
どうしても くるんとしていたモチーフの端が
きれいに落ち着いていくのが、嬉しかったです。

 toroBlanket50.jpg

最後に軽くふち編みをつけます。
3段編んで、いよいよできあがりです。

 toroBlanket51.jpg

トロとクロ(とゲスト)のブランケット、完成です。

サイズは 80×115cmほど。
ちょっと大きめ。
モチーフ4×6枚にしようか5×7枚にしようか
迷ったけれど、顔がいろいろ描けたし
大きめにしてよかったと思います。

"ゲスト" というのはちょこっとだけトロとクロ
以外もいるということで、

 toroBlanket52.jpg

この二人ですね。ソラと、こトロです。
途中で少しだけ遊んでみました。

ソラはトロクロとシルエットが違うし
あまり描いたこともないので、
うまくできるか自身なかったですが、
かわいく仕上がって満足です。
この糸も、ソラにぴったりの色でした。

あとの4人も入れてあげたかったのですが、
この糸、うすいピンク色がなくて、
他の3人は何とかなりそうだったけど
ジュンだけいないのもかわいそうなので
見送りました。
糸さえ良いのがあれば描けるので、
何かの機会に他の子も作ってあげたいです。

 toroBlanket53.jpg

ロゴも描けたので角に入れています。
ドット絵そのままだと大きくてモチーフ1枚に
入りきらないのですが、
ふちをステッチにすることで小さく調整できました。

チェーンステッチも、やればやるほど上達してw
楽しい作業でした。
トロもクロも意外と表情が豊かなので、
ぜんぶ違うお顔です。

 toroBlanket54.jpg

これとかうまく描けて気に入っています。
困ってるトロちゃん。

制作期間2ヶ月ほど。
かなりがんばって編んだと思います。

寒さが極まる前に間に合ったので、
トロたちにくるまってぬくぬくしたいと思います(^^)

 toroBlanket55.jpg

試作品の研究の頃から、ながながと見てくださって
ありがとうございました。

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  テーマ:編み物 ジャンル:趣味・実用
トロのブランケットへの道
2023年10月18日 (水) | 編集 |
以前から、
「ハンドメイドとドット絵は親和性が高い」
という自説を書いています。

絵柄が正確に複製できることと、
さまざまな技法で楽しめるところがポイント。

 toro2023-09.jpg

クロスステッチ、

 toro2021-02.jpg

ビーズステッチ、

 reversibleCrochet10.jpg

レゴなど。

編み物でも活かせるはずなので、
たとえばドット絵の描かれたブランケットが
作れたらいいなと想像していました。

ただこれが具体的に計画すると意外と難しくて・・・

 toro-doily01.jpg

まず「方眼編み」という技法。
これは難しくないし、絵柄も正確に再現できます。
でも、スカスカですからね!
ブランケットには向いていないと思います。

 reversibleCrochet03.jpg

次に、わりと最近習得した「リバーシブルクロッシェ」という技法。
これもきれいに描けます。
でも、難しい!

何段か編み進んでから間違いに気づくことも多々あり
戻り工程が頻発するので、時間がかかります。
(これ1枚に半月かかったと記録してありました)
仮にそれを根性でなんとかするにしても、
表裏2枚合わせになるので、
重たくなりそうなのも懸念点です。

一方、難しく考えることもなく、編み物には
「編み込み」という技法があります。
ふつうなら、あれこれ検討するまでもなく
これでいいじゃんということかもしれませんが……

わたしもやったことあるんですよ、
「くまのがっこう つないでぬくぬく
棒針編みブランケットの会」というキットを
とったことがあるので。

 bearsSchoolBlanket09.jpg

でもできあがりがコレ。
技量が足りないんですよ……

これが8年前なので、ひょっとしたら今なら?
と思って試しにちょっとした図案を編んでみたら、
思った以上にひどくて、
この技法はナシだな、となりました。
(写真も撮らなかったくらい)

かぎ針編みでも、模様編みできるんですよね。
この時、それを実験しています。

 bearsSchoolBlanket11.jpg

棒針編みの表1目をかぎ針編みの細編み1目に置き換えて
同じ図案を編んでいます。

わりと絵柄も良い感じに出ているとは思いますが、
編み目をそろえるために すべての段を右から編むので
すべての段で糸端が発生してしまいます。
(もったいないし、糸始末部分の編み地が太くなりそう)
すべてが細編みのブランケットって、
肌触り的にどうだろう??という問題もあります。

それに、ジャッキーのこういう絵柄だと
わりと良く見えますが、
トロのドット絵の場合、

 toroBlanket41.jpg

「1ドット」の色替え部分がけっこうあります。

かぎ針編みの色替え部分は
多少のガタガタ感が出てしまうので、
広い面積同士の色替えなら気にならなくても
色替え部分が頻発すると、ガタガタが目について
汚く見えてしまいます。
(かぎ針は気軽に試せるからやってみたけれど、
やはりきれいに見えませんでした)

ここまでのことは昨日・今日考え始めたわけではなく
長年折に触れて検討していたのですが、
いいアイデアが出ず仕舞いでした。

ところが、ある時ふと思いました。
ジャッキーの模様編みは、手の部分や目鼻を
編み上がった編み地に刺しゅうで入れています。

すべてを編む必要は、ないのかもしれない。

 toroBlanket42.jpg

それで試してみたのがこちら。
ドット絵の枠線部分をやめて、
背景部分との色替えで、形だけを表しました。

よくある長編みの往復編みなので、編むのは簡単です。
糸端が毎段出る問題も解決しました。

色替え部分には、多少のガタガタ感が見えます。
でもここにステッチを入れると、

 toroBlanket43.jpg

これが意外と軽減されます!

ジャッキーの手はバックステッチでしたが、
少し幅の出るチェーンステッチを採用しているので
不自然な部分をけっこうカバーできてます。

お顔もここにステッチで入れれば、
どんなトロも描けるということです!

 toroBlanket44.jpg

トロの場合は顔が1色ですが、
あらかじめ編む工程で色を入れておいて
蝶ネクタイや目のあるクロも描けます。

 toroBlanket45.jpg

編んだだけの時はだいぶガタガタに見えても、
ステッチを入れると微妙な表情も
それなりに描けますよね。

これは嬉しい発見でした。
ブランケットへの道が、拓けましたよ!
明日に続く!

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