棒針編みの編み図に挑む(2)
2023年12月08日 (金) | 編集 |
全く読めない棒針編みの「簡易編み図」を
なんとか解読しようとがんばってみています。
前回、自分なりの解釈をしてみました。

人間、何歳になっても学ぶことはできる。
などと言ったりします。確かにそれは正しい。ですが、
学ぶことはいつでもできても、
教わることって、なかなか難しくなりますね。
学校を卒業すると一気に機会が減ります。

教わる相手を探すこと、その許可を得ること、
対価を支払う必要もある。結構なハードルです。

今回の簡易編み図の読み方も、
ああでもないこうでもないと時間をかけて考えたけど、
人から教わったらすごく簡単なことかもしれない。

まぁでも私は調べたり試したりするの好きだから、
教わってすぐ正解を知るより楽しいかもしれない。
だからこれでいいかなと思います。
(理解した、と思ったことが正しいかどうか
判断つかないところが若干問題ですが)

ともあれ、実際に編み始めてみました。
"編めるかどうか分からないけれど試しに編んでみる" が
気軽に取り組めるようになったのは、
先日のブランケットで鍛えられたおかげです。

 longCardigan08.jpg

使えそうな残り糸を探してきました。
「ひつじちゃんナチュラル」という
たぶんSeriaさんで買った糸です。
くまとか作ってたような覚えがあります。

途中で足りなくなって袖だけ違う色になっちゃう
とかするかもしれないけれど、試し編みだから平気
ということで、これ使います。

ちなみに、冊子の作例をそのまま編むのは
とてもとても大変なので、
目数を縮小して設計し直しました。

大体1/4くらいの目数にしたので、
面積だと1/16くらいに減るはずです。
これくらいならお試しにちょうど良い大きさかな。

たとえば「6-1-21」という指定を
「6-1-5」に変更したわけですが、
実際に手を動かすと、改めて気づくことがありますね。

両サイドで減目するわけですが、
これ何も知らない時なら、
「両端で左上2目一度」をしてヨシ、減らした!とか
思っていた気がします。

以前 靴下を編むキットで
両端を減らしていくタイプの かかとを編んだのですが、
そのやり方を思い出すと、そうではないんですよね。
このキットとってて良かったです。

そして、「6-1-5」が
「6段編む間に、1目減目を5回行う」であって
「6段ごとに、1目減目を5回」ではない理由も察しました。

たぶん、こういう増減の操作は「表」を編んでいる時に
行うのがセオリなんですよね。
「2目一度」の編み方も、基本的に表編みで解説されている
ことが多いと思います。
6段ごとにならいいけれど、
5段ごとだと、5段目は表面になったり裏面になったり
してしまいます。
「最後の方の表面で減目する」という動作を表現するのに、
「○段編む間に」というアバウトな表記がちょうど良いのかなと思いました。

 longCardigan09.jpg

首元の辺りまで来ました。
片方の肩のところを編んだら、
これって糸切っていいんでしょうか。
新たに糸をつけて首を伏せていっていいんですよね?
それしか考えられないよなぁ。

前身頃も後ろ身頃に合わせて設計し直して編みます。
目数が半分くらいだからさくさく進んで楽しい。
前立てはゴム編みの本数が少なくなりすぎちゃった
かもしれないけど、一応ボタンホールも
それっぽくあけられました。

 longCardigan10.jpg

袖を編んで、とりあえず右半身の分はできました。
組み立てられるか早く試したいので、
ちょっとフライングだけどやってみます。

 longCardigan11.jpg

「引き抜きとじ」と「引き抜きはぎ」と
両方使ってつなげるそうなのですが、
どっちがどうだっけ?って迷っちゃいますね。
かぎ針編みと要領が違う場合もあるので、
調べながらつなぎました。

 longCardigan12.jpg

(肩が、つながった!)

 longCardigan13.jpg

(袖も、ついた!)

 longCardigan14.jpg

袖下から脇をとじてみると、
どんどん服っぽくなっていきます。楽しい。

致命的にダメではなさそうなので、
残りの左半身の分も編もうと思います。

しかしここで編み方レシピをどれだけ見ても、
「左前身頃」に関する記述がいっさいないんですよね。

袖についても「2枚編む」とか書かれていないけれど、
これはまぁ(このレシピの袖の場合)全く同じ物を
編めば良いか……と納得できます。

でも左前身頃は、厳密には右前身頃とは異なるし、
頭の中でレシピを反転させて編むのは
けっこう高度な要求に思います。

レシピに編めと書いてもいないパーツを
察して良い感じにアレンジして編む・・・というのが
たぶん工業製品とかだと絶対にないことだと思うので、
面白く感じました。

巻き増し目して編む襟の部分が
編む方向が違うからどうしても
右と同じようにはいかなかったのですが、
適当になんとかしちゃいました。

左半身も同じように組み立てて、
服の形になりました。

 longCardigan15.jpg

あと、ボタンとかポケットとかつけても良いのですが、
とりあえず、
簡易編み図を元に洋服が組み立てられた、ので
これでヨシとしたいと思います。

 longCardigan18.jpg

あ、ちなみにとじ合わせた部分の内側、
こんな感じです。すくいとじした脇部分ですね。

 longCardigan16.jpg

参考にしたのは、Knit Ange 2011秋~冬号の
「やわらかロングカーディガン」です。

 longCardigan17.jpg

本来はこんな感じの作品。
指定糸がアルル中細なので、たしかに
とってもやわらかいだろうなと思います。

模様とかが入っていないシンプルなデザインなので、
初めての挑戦にちょうど良かったと思います。

作例では着丈87cmとなっています。
今回編んだのは21cmくらいで、
たしかに1/4くらいに仕上がりました。

棒針のウェアでも、一応編めるものがあるんだなぁ。
他にもできそうなのあるかもしれないので、
もっと見てみようと思います。
棒針のレシピは暗号の解読みたいで、ちょっと楽しく思えてきました。

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  テーマ:編み物 ジャンル:趣味・実用
コメント
この記事へのコメント
ミニチュアのカーディガンかわいくできましたね!

前回のコメントで左右の減目は同じ段ではできないって書いたんですけども、厳密に言うとちょっと間違ってました。
2目以上の減目は同じ段ではできない、が正しい表現でした、すみませんm(_ _)m
1目の減目なら大丈夫かも知れません。

https://www.gosyo.co.jp/how-to-amimono/how-to-amimono-knitting

こちらのごしょうさんのページで編み図の読み方を説明してくださっていますので参考にされてみてください!
2023/12/09(Sat) 19:01 | URL  | かなた #bYAmzoY2[ 編集]
かなたさん、ありがとうございます。

2目以上だと、返ってくる段の時に減らすってことですね。
「3伏目」みたいな所も、最初迷ったんですよね、伏せ編みしたら端までいって終わっちゃうぞ??って…。これも帰りの段で伏せるんですね。

参考サイトありがとうございます!
少しずつ、つまずいたところを調べて学んでいきたいなと思います(^^)
2023/12/10(Sun) 08:35 | URL  | ナー #-[ 編集]
かぎ針に比べて棒針は全編み図がない場合もあるので、察する力が必要ですね。
ナーさんも疑問に思われてたように左右対称にするために反転させる必要が多いです。
減目や増目は片側にしか書いてないけど、両方やってねって感じで。
4-1-2は4段毎に1目を2回行うの意味なのですが、
かなたさんも仰ってるように、最初に2目以上の減目がある場合は段がずれます。
(説明が下手ですみません)
慣れてくると気にならないのですが、最初はちんぷんかんぷんですよね。

それから、写真のはとじ針の入れ方を見ると、脇をすくいとじではなく、巻とじしてるように見えるのですが・・・
2023/12/12(Tue) 11:55 | URL  | のだっち #-[ 編集]
のだっちさん、ありがとうございます!
アドバイス助かります!

わたしも大事なのは「察する力」なのだなと察してきたところでした。
分かっている人にとっては、十分な情報量なんですよね、きっと。

>すくいとじではなく、巻とじしてるように見えるのですが・・・

待って、また知らない技法出てきたw
調べたらたしかに、すくいとじ間違えてました。
(これはブランケットつなぐ時にやったことある技法だったのに~)

ありがとうございます、また何かお気づきだったら教えてください。
新しいことを覚えていくのは楽しいです(^^)
2023/12/13(Wed) 09:51 | URL  | ナー #-[ 編集]
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