「臨床犯罪学者・火村英生の推理 I」
2016年02月23日 (火) | 編集 |
今クール、「臨床犯罪学者・火村英生の推理」
というドラマやっていますよね。

ミステリ好きとして火村先生のシリーズも読んできたので、
ドラマ開始のニュースを聞いた時は おお! と思いました。

時々、映像化にあたって登場人物の性別が
変更されることがありますよね。

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以前見た小林聡美さんの「神はサイコロを振らない」
というドラマが面白かったので原作を買ってみたら、
主人公がオジサンだったのでびっくりしました。
いったんイメージができてしまっているせいで、
なかなか小説に入り込めなかったです。

逆に「ガリレオ」は、
東野圭吾さんの小説の方を先に読んでいたから、
相方的立ち位置の刑事が女性に変更されたのが違和感あって、
ドラマを見ませんでした。

だから「臨床犯罪学者・火村英生の推理」は何よりも、
そういう変更が加えられなかったのがよかったなと思います。

   *

せっかくなので作家アリスシリーズを読み返そうと思って、
図書館で借りてきました。

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推理作家 有栖川有栖と英都大学准教授 火村英生の
両先生が活躍するこのシリーズの第1作は
「46番目の密室」
というタイトルなのですが、現在一番新しい版では
「臨床犯罪学者・火村英夫の推理I 46番目の密室」
として出ているようです。

2・3名予約待ちだったのが届いたのを受け取ったら、
思いがけずキレイなイラストの表紙だったので驚きました。

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登場人物紹介ページに全員の絵が描かれてる!

どうやら、ライトノベルの文庫に入ったものみたいですね。
「角川ビーンズ文庫」というシリーズです。

 himura04.jpg

ときどき挿絵だけのページが入っていて、
新鮮に感じます。

そういえば綾辻行人さんの「十角館の殺人」も
以前新装版が出た時に、買ったことがありました。
(もともとの講談社文庫版も持っています)

 himura05.jpg

「何が違うんだろう?」
と思って読んだのに何にも違わなくて、
なんなんだよと思った覚えがあります。

でも今はちょっと分かりますね。
娘を見ていると、
「イラストのあるなし」は
「読めるか読めないか」に
大きく関係があるようなんですよね。

好みのイラストが挿絵になっていると、
ぐいぐい読んでいける。
逆に絵が気に入らないと、読む気にならない。

そういう時期があるみたいですね。
だから素敵なイラストつきで再版するのは
効果があるのでしょうね。

実際、ふだんわたしが読んでいる本に
それほど興味をもたない娘が、「火村英生の推理」は
「めずらしく絵のある本読んでるねー」
と言って手に取って、ぱらぱらしていました。

ちなみに「十角館の殺人」の方は、
角川ビーンズ文庫ではありません。
こっちは登場人物紹介ページや
途中の挿絵ページはありませんでした。

本格ミステリは、「映像化不可能!」と言われる
作品があったりしますが、
「挿絵不可能!」な作品もありますよね。

写真を撮った後 机に置きっぱなしにしていた
この本を見た娘に、

「おかあさんは 殺人が好きだね~~」

と言われてしまいました。

NO Σ( ̄□ ̄;)

語弊がありますよ!

   *

「46番目の密室」が最初に出版されたのは、
1992年だそうです。
もう四半世紀前になるんですね。

作中でアリスが「皇太子さまと同学年」なんて
言っていましたよ。
現実と同じ時間が流れていたとしたら、
すごい年齢になってますね。

でもあとがきで(作者の)有栖川さんが仰るには、

「二人とも32歳で、その後2つだけ年をとりますが、
以降は現在に至るまで34歳にとどまっています」

とのこと。
二人がおじいちゃんになっていく心配はないのですね。

また、この文庫の表紙や挿絵を描いてくださった
漫画家さんには、このシリーズを原作としたコミックを
これまでに4冊出してもらった、とも書かれていました。

「それを初めて見た時に思ったのは、
『こいつら、こんなにカッコよかったんかい』でした」

有栖川先生、ドラマを見た時にもまた、
同じことを思われたかもしれませんね(^^)

斎藤工さんの火村英生、窪田正孝さんの有栖川有栖を
思い浮かべながら再読するのも、面白かったです。

作家アリスシリーズ、読みそびれているのもあるみたいなので、
また順番に少しずつ読み返していこうと思います。
次は第2作・「ダリの繭」予約しました♪

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  テーマ:推理小説 ジャンル:小説・文学
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