トロのブランケットへの道
2023年10月18日 (水) | 編集 |
以前から、
「ハンドメイドとドット絵は親和性が高い」
という自説を書いています。

絵柄が正確に複製できることと、
さまざまな技法で楽しめるところがポイント。

 toro2023-09.jpg

クロスステッチ、

 toro2021-02.jpg

ビーズステッチ、

 reversibleCrochet10.jpg

レゴなど。

編み物でも活かせるはずなので、
たとえばドット絵の描かれたブランケットが
作れたらいいなと想像していました。

ただこれが具体的に計画すると意外と難しくて・・・

 toro-doily01.jpg

まず「方眼編み」という技法。
これは難しくないし、絵柄も正確に再現できます。
でも、スカスカですからね!
ブランケットには向いていないと思います。

 reversibleCrochet03.jpg

次に、わりと最近習得した「リバーシブルクロッシェ」という技法。
これもきれいに描けます。
でも、難しい!

何段か編み進んでから間違いに気づくことも多々あり
戻り工程が頻発するので、時間がかかります。
(これ1枚に半月かかったと記録してありました)
仮にそれを根性でなんとかするにしても、
表裏2枚合わせになるので、
重たくなりそうなのも懸念点です。

一方、難しく考えることもなく、編み物には
「編み込み」という技法があります。
ふつうなら、あれこれ検討するまでもなく
これでいいじゃんということかもしれませんが……

わたしもやったことあるんですよ、
「くまのがっこう つないでぬくぬく
棒針編みブランケットの会」というキットを
とったことがあるので。

 bearsSchoolBlanket09.jpg

でもできあがりがコレ。
技量が足りないんですよ……

これが8年前なので、ひょっとしたら今なら?
と思って試しにちょっとした図案を編んでみたら、
思った以上にひどくて、
この技法はナシだな、となりました。
(写真も撮らなかったくらい)

かぎ針編みでも、模様編みできるんですよね。
この時、それを実験しています。

 bearsSchoolBlanket11.jpg

棒針編みの表1目をかぎ針編みの細編み1目に置き換えて
同じ図案を編んでいます。

わりと絵柄も良い感じに出ているとは思いますが、
編み目をそろえるために すべての段を右から編むので
すべての段で糸端が発生してしまいます。
(もったいないし、糸始末部分の編み地が太くなりそう)
すべてが細編みのブランケットって、
肌触り的にどうだろう??という問題もあります。

それに、ジャッキーのこういう絵柄だと
わりと良く見えますが、
トロのドット絵の場合、

 toroBlanket41.jpg

「1ドット」の色替え部分がけっこうあります。

かぎ針編みの色替え部分は
多少のガタガタ感が出てしまうので、
広い面積同士の色替えなら気にならなくても
色替え部分が頻発すると、ガタガタが目について
汚く見えてしまいます。
(かぎ針は気軽に試せるからやってみたけれど、
やはりきれいに見えませんでした)

ここまでのことは昨日・今日考え始めたわけではなく
長年折に触れて検討していたのですが、
いいアイデアが出ず仕舞いでした。

ところが、ある時ふと思いました。
ジャッキーの模様編みは、手の部分や目鼻を
編み上がった編み地に刺しゅうで入れています。

すべてを編む必要は、ないのかもしれない。

 toroBlanket42.jpg

それで試してみたのがこちら。
ドット絵の枠線部分をやめて、
背景部分との色替えで、形だけを表しました。

よくある長編みの往復編みなので、編むのは簡単です。
糸端が毎段出る問題も解決しました。

色替え部分には、多少のガタガタ感が見えます。
でもここにステッチを入れると、

 toroBlanket43.jpg

これが意外と軽減されます!

ジャッキーの手はバックステッチでしたが、
少し幅の出るチェーンステッチを採用しているので
不自然な部分をけっこうカバーできてます。

お顔もここにステッチで入れれば、
どんなトロも描けるということです!

 toroBlanket44.jpg

トロの場合は顔が1色ですが、
あらかじめ編む工程で色を入れておいて
蝶ネクタイや目のあるクロも描けます。

 toroBlanket45.jpg

編んだだけの時はだいぶガタガタに見えても、
ステッチを入れると微妙な表情も
それなりに描けますよね。

これは嬉しい発見でした。
ブランケットへの道が、拓けましたよ!
明日に続く!

にほんブログ村 ハンドメイドブログ かぎ針編みへ


スポンサーサイト




  テーマ:編み物 ジャンル:趣味・実用