2020年総括・編み物編
2020年12月31日 (木) | 編集 |
今年のしめくくりの振り返り、
今日は編み物系作品編です。

 macronColor00-39.jpg

まずは、「マカロンカラーのかぎ針編みモチーフの会」の
残り糸で編んだパプコーンマカロンブランケット。
社会が一番揺らいでいる頃編んだものです。
きれいな色の糸に、癒やされていました。

 alpacaMixRoll09.jpg

ブランケットはもう一枚編んでいました。
アルパカミックスロールでいろんなリバーシブル柄を
編んだものです。自由に楽しんで編みました。

 reversibleCrochet03.jpg

この後、リバーシブルクロッシェの技法で
ドット絵を表現する実験もしてみました。
これはややこしいけれど、また何か挑戦してみたいです。

リバーシブルクロッシェは1段を複数回編むというか
複数の糸を重ねて編み地を作っていく技法ですが、
同じような技法の「ダイヤモンド・ワッフルステッチ」を
よく編んだ年でもありました。

 diamondWarmers04.jpg

これはほどいてしまったけれど、棒針とかぎ針を
併せて使った実験作。

 diamondMagicCircle01.jpg

円形のものにも利用できないかと試した習作が、
魔方陣ドイリーです。

 polygonMotif03-05.jpg

今年とり始めたキットが「多角形をつないで彩る
ハーモニー かぎ針編みモチーフ」で、
これも編み地の上にさらに糸を渡すことで
きれいな模様を浮かばせていくデザインです。

こういう編み方が好きな時期みたいですね。
このキットは12回とろうと思っているので、
来年も楽しんでいきたいと思います。

   *

あらためて言うまでもないけれど、
今年は経験したことのないような一年でしたね。

一年くらいあれば収まったり
有効な対策が見えたりするんじゃないかと
当初は思っていたけれど、甘い考えでしたね。
これだけ情報が発達して
世界中で多くの専門家の方が研究されているのに
難しいものなのですね…。

誰しも いろいろなことを諦めた年だったと思いますが、
わたしが一番残念だったのは、
ノーベル化学賞を受賞された吉野彰先生の講演会が
中止になっちゃったことかな。
(リチウムイオン電池を発明された方です)
住んでいる市の行事で、市内の小中学生とその保護者を
対象として企画されたものだったんです。
聞きたかったなぁ。

でもふりかえると風邪もインフルも罹らず
花粉症の症状もほとんどなかったくらいなので
健康上は問題なく健やかに過ごせた一年だったかも。

 amabie04.jpeg

アマビエちゃんが守ってくれたおかげでしょうかね。
来年も引き続き、周りに迷惑をかけないよう
身を慎んで暮らしていく感じですね、個人でできることは。

今年はとにかく、あつまれどうぶつの森がやりたくて、
でも Switch を持っていなくて遊べなかったのが心残りです。
やったことないゲームのファンアート作るなんて、
どうかしてました。

 amabie17.jpg

Switchは もう流通が復活したようですが
そうなった時には休みがなくなっていて、
うまくいかないものです。
まぁいいです、その分トロとたくさん遊びましたからね。

 amabie10.jpg

編み物で今年気に入っているのは、これです。
スクエアタイプのアマビエちゃん。
ツイッターでもたくさんの人が見てくれました。
小品ですが、ダイヤモンド・ワッフルステッチも編めて
なかなか楽しい作品でした。

趣味のほとんどがインドアでひとりで完結できるものなので、
こんな年にはうってつけだったなと思います。

次の1年は、どんな年になるのでしょうか。
3学期は受験、春からは高校生、と
こどもの環境がガラッと変わるので
前半はバタバタしそうな気がしています。
とにもかくにも、健康に過ごしたいですね。
みなさまもどうぞ良いお年を。

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  テーマ:編み物 ジャンル:趣味・実用
2020年総括・ミニチュア編
2020年12月30日 (水) | 編集 |
年の瀬ということで今年を振り返っておこうと思います。

今年はなんと言っても、ミニチュアを作れるように
なったことが自分でも驚きです。
何で急に?という感じがしています。

ただ、ミニチュア作りそのものは昔から好きで、
フェリシモのキットもいろいろ作りました。

 minitureWasyoku00-02.jpg

「レトロポップなミニチュアの会」、
「ミニチュアデザートギフトの会」、
上の画像は、コンプリートした
「和食でつづる 古きよき日本の歳時記」ですね。

キットではないものも、

 remakeBalsa17.jpg

ドールハウスの本を見て作ってみたり、

 miniture70-12.jpg

レトロポップなミニチュアの会っぽくキューブ入りにしてみたりと
何度かやってみたことはあるけれど、
納得のいくクオリティのものを作って楽しむところまでは
いけない感じでした。

それが今年いろいろと楽しめているのはなぜだろうと考えると、
ひとつは、粘土を使えるようになったことが原因で、
これは多肉植物のレッスンプログラムのおかげです。

それからもうひとつは、木工の経験が活かされたのかな
という気がします。

昔のミニチュアがイマイチなできばえだった原因は、
素材と塗料にあると思います。

堅い木が切れないので、バルサばかり使っていました。
バルサは軟らかいからカッターナイフで切れるけれど、
軟らかいゆえにサンドペーパーが効かず切り口が整いません。
使う塗料は100均のアクリル絵の具くらいでした。

その後 木工で家具作りをするようになって、
ノコギリで堅い木も切れるようになり、
良い塗料も知ることができました。

 vignette02-08.jpg

たとえばこのソファなんかも、木の部分を
茶色い水彩絵の具とかで塗ったとしたら
安っぽく見えたり嘘っぽさが増したりするんじゃないかな。
塗料に助けられている部分は大きいと思います。

木工は別に ミニチュアのためにがんばったわけではないので、
意図しないところで役立って
得したような気分です。
なにごとも、無駄な経験ってないのかもしれませんね。

ちなみに今年作ったミニチュアの中で一番気に入っているのは、
メタルラックです。

 silver26.jpg

これまで使ってきた素材を 適材適所で活かせたこと、
いくつかの工夫点がすべてうまく実現できたこと、
この2点で、気持ちよく作業できたからです。

 vignette01-88.jpg

ミニチュアはほんと、うまい人の技術がすごすぎるので
奥が果てしないですけれども、
自分なりに今後も、何かしら作って楽しんでいくと思います。

 vignette02-230.jpg

次の1年間で、ちょっとでもうまくなっていたら嬉しいですね。

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ミニチュアクリスマス・メイキング
2020年12月25日 (金) | 編集 |
昨日載せたクリスマスモードのお部屋について、
メイキングを書きとめておきたいと思います。

まずツリーについて。
コニファーを作れた時に、
「この応用でモミの木も作れるのでは……」
と気がつきました。
クリスマスの情景を作ろうと思えたのは、これがきっかけです。

もともとはシロツメクサの作り方を覚えたところから
始まっているので、ひとつできることが増えると
いろいろなものが作れるようになって面白いですね。

コニファーをそのまま大きくするのは限界があるので、
ちょっと工夫がいります。

 miniChristmas03.jpg

長さの異なる小枝を作って、

 miniChristmas04.jpg

長めに作った枝に刺して、枝のまとまりを作りました。

これをいくつも用意して、幹に刺していけば
できそうかな、という計画です。

 miniChristmas05.jpg

何段階か大きさを分けて枝を用意しました。

なかなかまとまった時間が取れないので
スキマ時間で数本ずつ作っていったのですが、
途中で残りの粘土が固まってしまわないか
ずっとヒヤヒヤしていました。

ラップしてジップロックに入れてはいますが、
それでもちょっとずつ乾いてしまいますからね。
同じ色に調色することはほとんど不可能だから、
足りなくなって追加することも難しい。
作り終わるまで、つねに不安でした。

たくさん作ったつもりでしたが
枝の本数が足りているかどうかも
ぜんぜん見当がつかないんですよね。
初めて作るものはスリル満点です。

 miniChristmas06.jpg

幹の部分はワイヤーを芯にしました。
4本を束ねてあらかじめ接着して、
ここに粘土をかぶせて、一気に刺していきました。

 miniChristmas07.jpg

余裕がなくて途中写真はないんですが、
わりと思ったとおりの感じで木っぽくなって、
ホッとしました。
ちょっとバランスが100点ではないけれど、
初めてだし、仕方ないかなと思います。

とりあえずツリー本体ができて、
粘土の乾燥との戦いが終わったので一安心でした。

 miniChristmas08.jpg

飾りはのんびりつけました。
粘土で作ろうかと思いましたが、
家にちょうど良さげなビーズがあったので それを活用。

 miniChristmas09.jpg

キラキラのビーズにデリカビーズを接着して、
糸を通して吊せるようにしました。

 miniChristmas10.jpg

飾りの全てを糸で吊すとごちゃごちゃするので、
上の方はツリーに直接貼ってみました。
メリハリがついたかなと思います。

それから、わたしはそういう存在を
かなり最近知ったのですが、
"ツリースカート" というものがあるんですね。

 miniChristmas11.jpg

以前ダイヤモンド・ワッフルステッチの応用で
魔方陣みたいなドイリーを編みました。
ツリーのサイズに合わせて
魔方陣みたいなツリースカートにしてみましたよ。

 miniChristmas12.jpg

中央にちょっと大きめに平らなスペースを作って
おいたのが工夫点です。
ここに模様があると、デコボコしてツリーが
安定して置きにくいですからね。

 miniChristmas13.jpg

続いて お花作り。
まず、黄色いちっちゃい玉を作ります。
小さすぎてなかなかまるくならないです。

 miniChristmas14.jpg

フラワーワイヤーの先に粘土をつけて、
そこに5粒くらいつけます。

 miniChristmas15.jpg

ここへ5枚ずつ葉っぱ(苞)をつけ、

 miniChristmas16.jpg

さらに大きな葉っぱを5枚ずつつけます。
うまくピント合っていなくてすみません。
お花作りの感覚だけど
花びら?に葉脈を入れていくのが面白い作業でした。

 miniChristmas17.jpg

同じ形で色を緑にした葉っぱもつけて、
ポインセチアできあがりです。
色と形に特徴があるお花だから、
わりとそれなりに見えて嬉しかったです。

 miniChristmas18.jpg

鉢に植えてしまうと作業がやりづらくなりそうなので、
先にラッピングまで済ませた鉢を用意しました。

 miniChristmas19.jpg

植えてできあがりです。
クリスマスギフトで売られている感じに
できたと思います。

 miniChristmas20.jpg

あとはプレゼントを少々。
包装紙を用意して、箱状に包みました。

ポインセチアの鉢もそうですが、
わたしはラッピングがうまくないので
粘土よりよほど苦心しました。

 miniChristmas21.jpg

レゴは、今年のアドベントカレンダー
(ハリー・ポッターVer.)です。これは(↑)本物。
同じものが、わたしから娘へのクリスマスプレゼントです。

 miniChristmas22.jpg

「ミニチュアなら どんなレゴでも作りたい放題!」と
一瞬ウキウキで思ったのですが、
箱をスキャンしないと作れないので、
持っていないレゴは作れないんでした。残念。

 miniChristmas23.jpg

裏側もちゃんと、本物と同じように
作ってあります。

というわけで、メイキングはこんなところです。

ビネット2で作った部屋が、できあがってそのままというわけでなく
その後に作ったものの撮影場所として使えるので
その都度楽しめるし、なかなか助かるなーと思っています。

# 拍手コメントありがとうございました(^^)
 ツリーの飾りは、ビーズ製でした。正解です!
 昨日のはそんなに大きくない画像だったのに、判ってスゴいです~

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ミニチュアクリスマス
2020年12月24日 (木) | 編集 |
ミニチュアのお部屋を、クリスマス仕様にしてみました。
セレブのおうちみたいな大きなツリーを置いてみましたよ。

 miniChristmas01.jpg

今年はおうちでクリスマスを楽しむ方が
多そうですね。
みなさま良い一日をお過ごしください(^^)

# 明日メイキング載せたいと思います。

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プチトマトとラディッシュ
2020年12月22日 (火) | 編集 |
今年度 娘が学校で、プチトマトを育てたそうです。

小2くらいでやりそうなことですけれど、
一応中3なので、技術の授業の中で
「農業」のカテゴリの学習として取り組んだようです。

肥料の三要素(窒素・リン酸・カリウム)のこととか、
土壌の団粒構造、酸性に傾きがちなことなど、
ひととおり基本を学んだようです。
「やさいの時間」を見ていると自然とそなわる知識が主で、
ほんとEテレは良い番組やってくれますね。

ただ、「6月に種まきした」と聞いて、
ちょっと心配だったんですよね。

トマトって、住んでいる地方によるとは思いますが
我が家は毎年4月の終わりかゴールデンウィーク頃に
「苗」を買って植えつけしています。
6月に「種まき」じゃ、遅くないですかね。

しょうがないといえばしょうがなくて、
なにせ4月・5月は学校が休みだったから
植えようがなかったわけですよね。
例年だったら4月に種まきしてたんじゃないかなぁ。

しかも今年は、梅雨時期がずーーっと雨で
いつまでも冷え冷えと暑くもならない6月でした。

スーパーで葉っぱが10枚あるかどうかの
スカスカの白菜を見て驚いた記憶があります。
それでいて1/4切で300円?400円?とか。

おとうさんが春に植えてくれた野菜が
今年はあまりうまく育たなかったけれど、
プロの農家さんですら いつもと同じようには
育てられないんだもの、仕方ないよなと思いました。

生徒たちもそれなりにお手入れしたのでしょうが、
トマトは皆、ダメになってしまったとのことでした。
(技術の先生がしょんぼりしていたらしい……)

ところで、種まきからしばらく経ってから
まず必要な作業といえば、間引きですね。

その作業は授業で行ったそうで、
娘は間引いた苗を一応持って帰ってきました。

3~4本のひょろひょろの芽をせっかくなので
空いていた鉢に差し込んでやりました。
ダメ元というか、抜いてから何時間も経っているから
ダメだろと思いましたし、
その後の天候もダメだったので
もうほとんど気にせず数ヶ月が経ちました。

10月に入ったころ、ふと目にとまったトマトの鉢に
実がついていて、びっくりしました。

 garden2020-11.jpg

まだ枯れてなかったのか・・・というか
ツルが全然出てないのに実がついてるのが
こんなトマト見たことない!という初めての光景で
かなり驚きでした。

秋に入り気温がどんどん下がっていくので
赤くなることはないだろう、
でも実がついただけでもすごいこと、と思って
そのまま置いていたのですが、
11月の半ば過ぎ、ベランダからふと庭を見下ろしたら
なんか赤くなっているのが見えて、

 garden2020-12.jpg

降りていって鉢を確認したら
色づいていて、再びのびっくりでした。

今年はダメになった物事があまりにも多いから
こんなことあるとひときわ嬉しい気がして、
おかしな実り方だけど、きれいに見えました。

ところで、トマトがダメになった後、
学校では同じ鉢(というか栽培用の袋)で
ラディッシュを育てていたようです。

先日個別懇談会に行った時、
持ち帰るように言われて知りました。

トマトが早々にダメになったから急遽なのか
もともとそういう計画だったのか分かりませんが、
用土もまだ使えるし・・・ということなんでしょうね。

 garden2020-13.jpg

娘は「もうちょっと間引きしてもよかったかな」
と言っていましたが、ちゃんと実ができてる
みたいなので、良いんじゃないでしょうか。

この日、晩ごはんにいただこうと思って
いっしょに収穫しました。

 garden2020-14.jpg

かわいい!

プチトマトはできなかったけれど、
プチトマトによく似たかわいい野菜 採れましたね!

 garden2020-15.jpg

野菜の収穫って、
ちょこっとでも嬉しい気持ちになりますよね。
学校に感謝です。

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