ふつうなら暇な日に手続きに行って
新しいのもらって完了ですけれど、どうやら今年は
運転免許証を更新するというのは
かなりの高難度ミッションのようです。
いつか、あんなこともあったなと振り返れるように、
書きとめておこうかと思います。
免許証はそれぞれの都道府県の公安委員会が
発行しているので、お住まいの地域ごとに
状況は変わるかも知れません。
これはわたしの住んでいる県での話です。
まず、変更点がありました。
「令和2年6月から警察署の免許更新業務は
午後のみになります」
とのこと。
具体的な受付時間帯は、平日の12:00~16:00です。
で、
「警察署の駐車場は大変混雑します。
公共交通機関でお越しください。」
ともある。
今の時期に公共交通機関の利用を求めるって、
おかしいよね……。
せっかくわたし、このコロナ禍が始まってから
一度も公共交通機関使わずに生きてきたのに。
駐車場の混雑が予測できるなら、
受付時間帯を増やせばいいのになぜ減らしたし。
どうしようかなと思いつつ、
一応警察署のサイトもチェックしてみたら驚きました。
現在は更新手続きが受けられる対象者が
制限されているんですね。
・有効期間の末尾までが20日未満の人
・有効期間の延長措置を受けた人で、2~5月生まれの人
だけが、対応してもらえるみたい。
危ないところでした、行ってもわたしは対象外でした。
よくよく連絡書を見たら、字と字の隙間のスペースに
「警察署では更新対象者を制限しています。
警察ホームページ等をご確認ください」
と書かれていました。こういうことだったのか。
わたしの場合だと、通常なら7月22日から9月23日までの
2ヶ月あまりの期間がありますが、現状では
9月4日以降の20日間ということになりますね。
誕生日過ぎて更新してないって、けっこう焦りそうだなぁ。
ちなみに次もゴールド免許になるのですが、
優良運転者講習は
「1日8回、各回20人」に受講者が制限されるとのこと。
映像を見る部屋が密にならないように、という
ことでしょうね。
定員になり次第、更新手続きの受付は終了されるとのこと。
20日未満といいますが、土日・祝日は除くと
平日は12日間。
受講できるのは最大 1,920人ということになります。
えっ。かなり狭き門のような・・・
12日間で、運良く駐車場に停められて、
160人以内にすべりこめなければ、更新できない・・・
運転免許証を失効したら、たいへんなことですよ。
講習がボトルネックになるなら、
YouTubeで動画見といてね、みたいな方法も
とれると思うんですけどねぇ。
優良運転者講習のビデオはマイルドだから
誰が見ても問題ないでしょうし、
仮に講習の受講者以外が見たとしても
運転マナーの啓発になるだけですから、
セキュリティをかけるとかの必要もなさそうですし。
こう考えると、
ひとまず、延長を申請するのが無難なような気がしますね。
現在は、「有効期限が令和2年9月30日までの人」が
延長申請可能になっています。
手続きすれば、有効期限後3ヶ月間運転可能になるとのこと。
延長申請は郵送でも可能で、
今はそれが推奨とされています。
郵送で手続きして、
8月生まれが対象になった時点で
手続きにいくチャンスをうかがうのが
良さそうな気がします。
これなら、手続き可能な日数も12日間より多くなりそう。
今どんどん県内・市内の感染者数が増加していて、
後から考えたら
「あの時早めに手続きしておけば……」
みたいになる可能性もあるから、
何が正解か分からないですが・・・
今年更新が重なるのは、正直ツイてないですね。
みなさんの中にも、今年が更新の方いらっしゃるでしょうか。
無事に新しい免許証を手に入れられると良いですね・・・

かぎ針成分を補給したくなっています。
作っていないキットがあることが
心の片隅に残っていたので、出してきました。

「ぷっくりまんまる模様に夢中!
ほっこりカラーを編みつなぐかぎ針編みモチーフの会」
です。
これは2017-'18年秋冬号で出たキットで、
もう販売は終了しています。
ひとつだけ、(たしかセールの時に)買っていました。
全部で9種類がローテーションされるコレクションで、
これは「(9)クレマチス」のデザインです。
届いた時、糸の色もデザインも、
正直そんなにそそらなかったんでしょう、
手をつけずにしまっちゃっていました。
でも、かぎ針に飢えている今なら
楽しく編めそうなので、作ってみようと思います。
編んでみたら意外と心地よい可能性もあります。
食わず嫌いと同じく、「編まず嫌い」も良くないですよね。
というわけでクレマチスのモチーフ、1セット編めました。

配色を変えて3パターン、
1回のキットでは9枚編める、という仕様です。
一番外側は、9つのデザイン全て共通で
紺色の糸になっていて、編みながらつないでいく
設計になっています。
なので、2枚目以降は、その段の手前で止めておきました。
すっごい地味だな(笑)。
編む前に想像したとおりの感想でした。
他の8種類にはかわいい色もあって、
それらとつなぐことを前提にした
「箸休め」的なデザインっぽいですね。
レシピの写真だと、けっこうきれいな色にも見えるんですけどね。
かなりコントラストや明るさが調整してあると思います。
ただ、この紺色は素敵な色です。
この色は、編んでいてアガりますね。
紺色を使い切るまでつなげてみたいと思うのですが、
このモチーフを増やすだけでは楽しくないので、
どうしようかなー。
何か工夫したいと思います。


キットで おうどいろの絵の具があるのですが、
これを使って作れそうなものを思いついたのです。

新たに樹脂粘土を買ってみました。
粘土もいろいろな種類のものがあるようですが
どれがどんな使い心地&できあがり具合なのか
使ってみないと分からないですね。
(編んでみないと分からない毛糸と似ています)

2袋に小分けされていました。助かります。
キットの粘土は、商品名でいうと何なのか
レシピには書かれていないので分からないですが、
触って練ってみた感じだと
これではないようです。
こっちの方が水分?多めな感じでした。
ぺたぺたするけれど、乾く速度が若干遅いので
作業に余裕が出る、という感じでしょうか。

おうどいろを混ぜると、だいたい思ったとおりの
色になったので、平たく伸ばしました。

型抜きします。
さっき100均で買ったクッキー型です。
簡単に抜けますが、そのままでは端が汚いので
きれいに整えました。
粘土細工には、綿棒がけっこう活躍します。

クッキー生地できました。
かなり、「焼く前のクッキー感」が出ています。
これまで作ったもののパーツだと
あまり苦労しなかった点ですが、
これはこのままだと表面と裏面の乾き具合に差が出て
よくなさそうだったので、
ちょくちょくひっくり返しながら乾かしました。
そういえばこの成形段階で粘土の表面を
ぼそぼそさせたらリアル度が増すのでは、と思って
歯ブラシなんかで叩いてみたりしたのですが、
粘土がまったく傷つかず つるっつるのままになってしまいました。
せっかく新しい歯ブラシをおろしたのに・・・
この粘土はその手の細工に向かないのかもしれませんが、
何か他の手があるかもしれません。
今後の課題です。
じゃあ焼きましょう。
絵の具でちょこちょこ彩色して、こんな感じ。

かなりそれっぽく仕上がりました。
おうどいろでクッキーができそうと思った直感は
正しかったです。
これをさらに乾燥させている間、
とおりかかったおとうさん(=主人)が
「……本、物……?」
と聞いてきましたね。ゴメン、食べられないです。
食べられるクッキーが焼いてあるときもあるから、
まぎらわしいね。
この状態でもクッキーとして成り立ちますが、
もう少しやりたいことがあります。
最終的にできあがったのは、こちら。

サボちゃんのアイシングクッキーでした。
ほんとうのアイシングクッキーは
しぼりだして描くのでしょうが、
これはふつうにパーツを作って貼って作りました。
頭の中で、パーツの作るべき順番を考えたり
乾く前に貼っていったり、何かと忙しかったです。

トロのアイシングクッキーも作りました。
ほっぺつけるときが楽しかったです。
初めて作るものは、どうなるかなーって
予想がつかないぶん、楽しいですね。
あと、オマケ。
型抜きクッキーを作っていると
最後の最後、もうどうやっても1枚分に足りない!という
ちょこっとの生地が残っちゃうもので、
適当な形にしてついでに焼いたりしますよね。
おうどいろ粘土も最後にちょこっと残ったので、
適当な形にしました。

タマシイちゃんクッキー。
これはこれで、「9ピンをつけてみる」という
新しいことを試した試作品でもあって、
こんな感じにストラップも作れることが分かりました。
これまた楽しみが広がりそうです。
そうこうするうちに3ヶ月目のキットが届いたので、
次はそちらを作ろうと思います。

棒針でもあみぐるみを編んでみたらどうだろう、
という提言をされていました。
棒針編みであみぐるみを作ってみようプロジェクト#ぼうぐるみ大作戦
— 日本あみぐるみ協会 (@amigurumi_co) July 7, 2020
本日スタートします✨
棒針編みのあのふんわりテイストであみぐるまーさんが作品を作ったら、めっちゃかわいいんじゃないの?というのがこの作戦の契機です。
棒針であみぐるみを編むことが
新しい発想だとは思いません。
(あみ協さんも、分かってらっしゃると思います)
特に海外では、昔から編まれているんじゃないかな?
靴下で作るぬいぐるみ、みたいな素朴な感じのとか想像できます。
また、小物を棒針で編んでワンポイントに使う、
ということも ふつうにされると思います。

(再掲 2013年作)
わたしでさえ、くまに棒針で編んだ帽子を
かぶせたことがあります。
まぁしかし、日本では圧倒的にあみぐるみは
かぎ針で編まれることが多いと思います。
キットもかぎ針用のものがほとんどのはず。
それには必ず理由があるはずで、
パッと考えても いくつかすぐ思い当たります。
ひとつには、小さいものはかぎ針の方が編みやすいこと。
(たとえば5目や6目の円筒は かぎ針なら
どうということもないですが、棒針で編むのは大変そう)
もうひとつは、棒針の編み地がやわらかいこと。
やわらかく、伸縮性に富むことが棒針の編み地の特性ですが、
わたを詰めるためには決定的に不向きです。
あみぐるみには、想像以上に わたが入っています。
わたの入れ方でできあがりの形の調整を
当たり前のようにします。
さっきのくまの例で言えば、手の先のきゅっとした丸みは
編み目の増減とともに、わたの入れ具合で実現されています。
これは、わたをぎゅっと固くなるまで入れないと
こうなりません。
棒針の編み地で、かぎ針の時のように わたを入れたら
際限なく編み地が伸びて間が抜けてしまうし、
形も想定とは変わってしまうと思います。
あとは、これはわたしの棒針の知識と経験値が低いので
上手な人は きっちりできるのかもしれないけれど、
増し目・減らし目の時に編み目が不安定になりそうです。
たとえば1目に3目の増し目とか減らし目で3目一度とか入れたら、
大きめの穴があいたりしそうな気が……?
というわけで、棒針であまりあみぐるみが編まれないのは
それなりにわけがある……、という結論になると思います。
それでもなお棒針で編むのならば、
棒針でなければならない、何か必然性みたいなものが
ほしいところです。
何せ、わたしの腕では棒針の編み地はガタガタになるので、
かぎ針で編めるものは、素直にかぎ針で編んだ方がいいです。
というわけで、何か良い案がないか考えつつ
レッグウォーマーをよちよち編んでいたわけですが、
編み上がって糸始末をしていた時、
ん? と思いました。
その時の着想を元にできあがったのが、こちらです。

はじめての "棒針で編むあみぐるみ"、
フレンチクルーラーです。
これは、エストニアスパイラルで編んだ編み地を
そのまま活かして作りました。
スパイラル編みのナナメの筋が
ドーナツのねじった構造を表すのにぴったりなのです。

これは編み地の裏側を表に使ってあります。
レッグウォーマーを裏返して糸始末をしていたら、
こんな色にもかかわらずドーナツに見えて、
これは使える!と思ったのでした。

10cmくらい編んで、上下をかがって閉じるだけでOKです。
しかし罠があって、
これ(↑)は編み上がって一度軽くアイロンを当てた
のですが、編み地が平らになりすぎて
フレンチクルーラー感が減少してしまいました。

(まるくしてみても、ひいき目に見て、ベーグル・・・)
アイロンを当ててはいけません。
編み目は整いませんが、
ありのままの編み地で作りましょう。
我ながらひどいと思う不揃いな編み目ですが、
逆に、ドーナツのお砂糖がまぶされた凸凹感を
見事に表現している、とも言えるのです。
ちなみに わたは、入っているか入っていないか
分からないくらいしか入れていません。
ぎっちり入れたら凹凸がなくなると思います。
ぎっちり詰めたいところを、すごく我慢しました。
編み地の伸縮が少しでも減れば……と、
編むときはめちゃくちゃきつめに編みました。
手を痛めるので、あんまりやっちゃいけないな。

どうにか完成にこぎつけられて、ホッとしています。
棒針編みは本当に苦しい、という感想です。
編み物の優雅なイメージとはほど遠い。
その境地にたどり着けることは、あるのだろうか。

かぎ針を使いたくなっています。

そこで、「ワンダークロッシェ」で紹介されている
テクニックの中からひとつ、
"ババリアン・クロッシェ" を編んでみようと思いました。
この本の表紙の真ん中に載っているモチーフですね。
大体のモチーフは書かれているとおりに編めば
ふつうに編めるので気軽に始めましたが、
これ意外と微妙な手加減が必要で、難しかったです。
気づいた点を書きとめておくと、
・きつく編みすぎると良くない
→長々編みを編み入れるスペースが足りなくなる。
特に玉編みの頭はきつく締めないほうがいい。
・長々編みの頭はゆるいと良くない
→模様が間延びするし、スペースも足りなくなる。
なるべくかぎ針の先の細い方を使うと良いが難しい。
・「長々編み8目一度」はスリリング
→引き抜くのをミスるとショックが大きい。
しかし成功の喜びがあるので、楽しいところでもある。
手の力もけっこう要ることが分かりました。
これからはババリアン・クロッシェの大作を見たら
尊敬しようと思います。
どこまでも大きくしていくことができるパターンですが、
お試しなので4段でおしまいに。

四つ葉を表すことができそうに思えたので、
そう見えるような配色で編んでみました。
裏引き上げ編みによって、前段の目の頭を
浮かび上がらせているんですね。
おもしろいパターンだと思いました。

この大きさだと ちょうどコースターサイズなので、
娘にあげました(^^)
