アドベントカレンダー2019
2019年11月23日 (土) | 編集 |
アドベントカレンダーの時期が来ましたね!

レゴは今年も、

シティ(#60235)
 LEGOAdventCalendar01.jpg

フレンズ(#41382)
 LEGOAdventCalendar02.jpg

スター・ウォーズ(#75245)
 LEGOAdventCalendar03.jpg

と、おなじみのシリーズの
アドベントカレンダーが発売になりました。

娘へのクリスマスプレゼントは
毎年これにしているので、
今年も先日Amazonをチェックしたわけですが、
驚きました。
今年はさらにもう1種、

 LEGOAdventCalendar04.jpg

ハリーポッター(#75964)のカレンダーが
出たというではありませんか!
とても雰囲気がよさそうです。

ここ数年ずっとフレンズのカレンダーを
選んでいましたが、
今年はハリポタのカレンダーにしてみました。

 LEGOAdventCalendar05.jpg

来週の日曜日からスタートですね。
楽しい1ヶ月になりそうです。

 LEGOAdventCalendar06.jpg

(裏面。ハリーが魔法で
小窓をオープンしています。さすが!)

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  テーマ:ホビー・おもちゃ ジャンル:趣味・実用
「身をやつす」
2019年11月04日 (月) | 編集 |
昨日、Yahoo!ニュースか何かWebを見ていた時
画面の端に表示された広告に目をひかれました。

ほんとにどうでもいいようなことなのですが、
わたしにとってはひとつの気づきだったので
書きとめておきたいと思います。

 yatusu01.jpg

こういう、お洋服の広告だったんですけど、
「身をやつす」が
なんか違和感あったんですよね。

「身をやつす」って、わたしの中では

貴族が没落する、とか

研究に打ち込みすぎて着の身着のまま
カップ麺生活、とか

そんなマイナスのイメージのある言葉でした。

調べてみると、「身をやつす」という言葉の意味は

・その身が痩せ細るほどにひとつの物事に打ち込むこと

・落ちぶれること、みすぼらしくなること

のようです。
やはり商品広告にコピーとして使うのは しっくりこない。

どういう意味で使ってるんだろう? と思いながら
商品ページをスクロールしたら、
ポエム?的な紹介文が載っていました。
抜粋します。

 年月が過ぎ、濃い人生を過ごしてゆくと シンプルになってゆく。
  :
 でもね、時に、色や形ではなく 1枚の華やかさを求める日がある。
 これは そんな私が「植物に身をやつす日」の1枚。
 身をやつす…わけもなく夢中になる…そんな日。
  :

ああ…、「夢中になる」「集中する」という意味で
使っているんですね。

「やつす」には確かにそういう意味もあるようです。

・なりふり構わず、何かに熱中する

ただし「やつす」には他の意味もあり、

・みすぼらしく、目立たないように姿を変える

・やせるほど思い悩む。顔かたちが変わるほど
 ひとつのことに夢中になる

などの意味の方が大きいようです。

漢字で書くと「やつす」は「窶す」で、
この字って「窶れる(やつれる)」と同じですから
そう考えるとイメージを持ちやすいです。

でも今では「やつす」単体で使うことって
あまりないように思いますね。
「最近あみぐるみにやつしてます」
とか、言ったことないですね。
やせてないとかそういう意味でなくてね(汗)。
「身をやつす」で使われることの方が圧倒的に多そう。

この文章を書いたスタッフさんは
夢中になるという意味で「やつす」を使おうとして、
聞きなじみのある「身をやつす」を
うっかり使ってしまったという感じでしょうか。

似たようなことが昔あって、
こどもの頃に遊んでたファミコンのゲームの中に

「部下どもには 肩の荷が重すぎたか」

という悪いボスのセリフがありました。
手先を使って幾度も攻撃を仕掛けても
主人公たちがそれをかいくぐって進撃したからです。

これもね、違和感があったんです。

こどもだったからしばらく分からなかったんですが、
こどもだったからこそ、何度も同じゲームを遊ぶので
このセリフも何度も聞いて、
何歳か大きくなった後に気がついたんです。

ああこれは、「荷が重すぎたか」と言うべきだ、と。

肩の荷は、下りるものですから。

でも、「肩の荷が下りる」という言葉はよく使うから
うっかりシナリオをそう書いちゃったんだな、
と思いました。

 yatusu02.jpg

ちなみに「おそ松くん バック・トゥ・ザ・ミーの
出っ歯の巻」というゲームです。
時代が昭和から平成に変わったころの作品ですよ。
Amazonに売ってて驚いてます。

つまり何が言いたいかというと、
言葉ってすべてが同じ頻度で使われるわけではないですね。
耳になじみのある言葉とそうでないもの、
小説では目にするけれど滅多に話す時には使わないもの、
マイナーな別の意味も持つ言葉があったり。

いざ言葉を使うときに、なじみのある別の言葉に
引きずられちゃうことって
起こりがちだから気をつけないとな、と思いました
ということです。

とにかく、あのお洋服のコピーは不適切でしょうね。
モデルさんも「身をやつしてる」と書かれては
気の毒ですから、気づいて修正されるといいなと思います。

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  テーマ:雑学・情報 ジャンル:学問・文化・芸術
「リバーシブル クロッシェ」
2019年11月01日 (金) | 編集 |
2年ほど前に「ワンダークロッシェ」という
編み物本を買いまして、その中の
"リバーシブルクロッシェ" の技法が気に入りました。

 mixRoll25.jpg
 (再掲)

2017年、2018年とこの技法を使ったブランケットを
2枚も編んだくらいです。

先日、「リバーシブル クロッシェ」という
編み物の新刊が出ることを知りました。
なんとなんと、リバーシブルクロッシェ専門、
パターンが80点も載っているというではないですか!

これはぜひ見てみたいと思って
早速購入しました。

 reversibleCrochet01.jpg

著者はタニス・ガリックさん。
その日本語訳となる本です。
発行は「ワンダークロッシェ」と同じ
日本ヴォーグ社さん。

開いてみると、ほーんとにたくさん
パターンが載っています。

リバーシブルクロッシェは2タイプに分けられるんですね。
両面が同じ模様になるもの(Single Designs)と
表裏の模様が異なるもの(Double Designs)。
それぞれに何パターンも載っています。

 reversibleCrochet02.jpg

表紙に載っている作品をよく見ると、
わたしがブランケットに使った
「+」と「□」のパターンが使われているのが分かります。

このパターンは「スクエア/クロス」という
名前がつけられています。
本では すべてのパターンに名前がつけられていて、
海外感あってカッコいい。

 wonderCrochet24.jpg
 (再掲)

ブランケットを編んだ時、1ヶ所だけ模様を変えて
裏側がどうなるか試すという遊びを入れました。
その時に、他にもいろんな組み合わせが
考えられるだろうとは思いましたが、
この本はそこが徹底的につきつめられていて
すばらしい研究結果だと思います。

作例もいくつか載っていて、
著者のタニスさんは

「ライブラリの模様を覚えたら、
自分の作りたいものに活かして
オンリーワンの作品を作ってね」

という内容のお言葉を寄せています。
とてもすてきですね。

リバーシブルクロッシェは
模様が出てくるのがほんとに楽しいので、
わたしもまたこの本で
新しい模様に挑戦したいなー。
お休みがほしいーー。

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