編み図の曖昧さについて
2017年05月16日 (火) | 編集 |
わたしは あみぐるみだけでなく
キットなどの編み図を見てモチーフ編みもしますが、
長い間「正解」が分からないまま
編んできていることがあります。

ざっと描いた手描きの図ですみませんが、
図で説明したいと思います。

まずひとつめ。

 flowerMotif157-10.jpg

外側の段の赤く示したこま編みは、

(a) 前の段のくさり編み全体をすくって入れますか?

(b) 前の段のくさり編み1目に入れますか?

次にふたつめ。

 flowerMotif157-11.jpg

外側の段の赤く示した長編みは、

(a) 前の段のくさり編み全体をすくって入れますか?

(b) 前の段のくさり編み1目に入れますか?

これは「かぎ針編みお花モチーフの会」に
実際に出てきたデザインの一部なのですが、
そのモチーフでは
(1) は (a)、(2) は (b) で編むとされています。

フェリシモのキットは解説が丁寧なので
「かぎ針編みお花モチーフの会」のレシピは
編み図と解説がセットになっていて、
逐一、どこにどう針を入れてどう編むかが
図と文章の両方を使って説明されています。

だからどちらで編むべきか分かるのですが、
それは稀なパターンで、
ふつうは、編み図だけの情報で編むと思います。
編み図だけでは
(a) で編むべきか (b) で編むべきか
判断がつけられませんね。

だから今までドイリーなどで
こういうパターンが出た時は、
その場その場でテキトウに判断して
編んできてしまいました。

(a) と (b)、仕上がりの差はわずかで
遠目に見たら大差ないくらいだとは思いますが、
デザインされた段階では
どちらの編み方をするか、
きっと意図やねらいがあって決められているはずです。

その意図を尊重して編みたいのに、
編み図を見てもそれが分からない。

どうしてこういう状況になっているんだろう?と
ずっと不思議でした。

でも最近、ひょっとして・・・と
気づいたことがあります。

わたしは日本で生まれ育って
編み物も日本で覚えたので
編み図を見て編むことが当たり前、という感覚ですが、
海外では「編み図」というものがなく
編み物のレシピは文章で書かれているそうですね。

これを比較的最近知ったわけですが、
そうか、だから海外では、
くさり編み1目に入れるか
全体をすくって入れるか、が判断できない・・・
という状況に陥ることはないんですね。
どう編むか書いてあるわけです。

一目で把握できる「編み図」の発明は
とても画期的だと思います。

けれど、
(a) と (b) の違いを表す記号や表記法を
決めそびれているのではないでしょうか?

それが、曖昧さが発生する原因
なんじゃないかなと思います。

「くさり編み1目に入れる」というのは
ごく普通のことなので、
「全体をすくう」という動作に対応する
表記があれば良さそうに思います。

・・・でももしかして、
これもわたしが知らないだけで
既にあったりするのかな(^^;)??

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  テーマ:編み物 ジャンル:趣味・実用