草木染め・アイビー
2010年10月18日 (月) | 編集 |
自己流でいくつか試してきた草木染めですが、
そろそろ一度ちゃんとした本を読んでおいた方がよいかと思い、
図書館で見つけたこちらの本を借りてみました。
 
ワイルドカラーワイルドカラー
(2000/08)
ジェニー ディーン 箕輪 直子

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選んだ理由は、たくさんの染め上がり例が載っていて、
染色植物そのものの解説も詳しいこと。
そして全ての植物でミョウバン媒染の色が載っていることです。

いくつか染めてきて、未だお目にかかれない "緑系" の色に
染めてみたいなぁという憧れが募ってきているんですが、
緑に染まる染材には鉄媒染・銅媒染が必要なことが多いようで、
残念に思っていました。

でもですね、この本にはミョウバンでも緑色に染められる植物が
載っていたんです~

 vegetableDyeingIvy01.jpg

キヅタ。

 vegetableDyeingIvy02.jpg

この4つの色チャート、一番上が無媒染、
2番目がミョウバン媒染で染めた場合の色見本です。
黄色がかっているけれど、緑色になっています!

キヅタって、(セイヨウキヅタ・アイビイ)って書いてありますが
あのアイビーでいいんでしょうか。

うちにもアイビーはあります。

 vegetableDyeingIvy03.jpg

2年前植えつけた1株が自由に伸びています。
鉢植えにしていたんですけど、いつのまにか花壇の周りに根付いていました。

これでもいいのかな?
ちょうど、このままだとお隣さんの敷地へ行ってしまいそうな
ひと房があったので、剪定兼ねて使っちゃおうと思います。

(この辺、なんだかポリゴナムがすごいことになってます…。
今年せっかくレンガ敷いたのに、全然見えませんね)

 vegetableDyeingIvy04.jpg

2本ほどのつるを切りまして、色素が出やすいかなと思って
ざくざく切り刻んで使いました。

本によると、染色の手順は
・1時間ほどとろ火で煮る。
・繊維を加えて1時間ほど煮染める。
・葉は染色の行程中、ずっと染液に残しておく。
と書かれています。

マリーゴールドが、20分という短時間で色が出たので
ほかの植物もずっとそれで通してきましたが、
時間をかける必要があるものもあるんですね。
勉強になります。

アイビーの葉が少なめだったので、1時間といわず
多めに時間をかけてじっくり染めることにしました。

 vegetableDyeingIvy05.jpg

朝から午前中いっぱいかけて、染液の煮出しと染色。
そのまま冷ましがてら買い物に出かけたりしました。

一度目の染色後は、こんな感じ。

 vegetableDyeingIvy06.jpg

今回は、お花モチーフの糸(ウール)と
ナチュラルテイスト(綿麻)を両方染めてみたんですが、
緑っぽくなっているような……気が!

媒染して黄色くなったらショックなので迷ったんですが、
もう少し発色してくれたら嬉しいので、
勇気を出してミョウバン媒染してみました。

その後、もう一度じっくり染色。
火をとめた後も、そのまま染液につけたまま一晩おいてみました。

乾かして、染め上がりはこんな感じになりました。

 vegetableDyeingIvy07.jpg

アカラサマに緑!ではないので
写真でうまく伝えられていないかもしれませんが、
黄色…ではないです。
緑系の色、出たんじゃないでしょうか(^^)

ナチュラルテイスト(左側)の方が、より緑っぽく染まっていますね。
これまでに染めた他の色と比べてみると、こんな感じです。

 vegetableDyeingIvy08.jpg

(画像手前から、今日のアイビー・ミント・マリーゴールド)

まがりなりにも初めて緑系統の色が得られて、
今日は嬉しい実験結果となりました(^^)

 vegetableDyeingIvy09.jpg

草木染めサンプラー:No.11「木蔦」

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