加賀ゆびぬき(9)・斜交
2010年03月04日 (木) | 編集 |
「開き刺し」という技法を試してみたくて、
大西さんの本に載っている
斜交(はすかい)というデザインのゆびぬきを刺してみました。

基本のうろこ模様や青海波など、多くのデザインでは
どの色の糸も、同じ方向へ回しながら刺していきます。

開き刺しというのは、糸によって回す方向を変えて刺す技法です。
初めの位置から、左右へ開くように刺されていくから
この名称がつけられているんですね。

 yubinuki09-01.jpg

赤と黄色の糸を使って、何段か刺してみたのがこの状態。
確かに確かに、いつもとは違う模様の出方をしています。

 yubinuki09-02.jpg

最後まで刺しました。
縦に線が入って、面白い雰囲気ですね。

まずは基本をと思い、色替えもなく2色でシンプルに刺しましたが、
またアレンジしたものも作ってみたいと思います。

   *

大西さんの本に、こんな一節がありました。

「加賀藩主前田家の雛壇には、
 絹のかがりゆびぬきが飾ってあったという。
 それにならったのものか、
 お雛祭りにゆびぬきを飾る旧家がある」

雛人形(それも、ゆびぬきを作られた方のお手製!)と一緒に
ゆびぬきが素敵に飾られた写真も掲載されていました。

「裁縫が上手になりますように」という願掛けですよね。
昔はお裁縫は女性の必須スキルだったでしょうから、
願いも切実だったことと思います。

うちは旧家でもなんでもないですが、せっかくですからね、
昨日までゆびぬきもいくつか飾ってみました。

 yubinuki09-03.jpg

現代ではお裁縫できなくても困ることはないでしょうが、
娘と一緒にハンドメイドできたらきっと楽しいですもんね。
お母さん、勝手に飾らせてもらいました(笑)。

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  テーマ:和風、和物、日本の伝統 ジャンル:趣味・実用