2015年08月10日 (月) | 編集 |
リーフレットでこぎん刺しのキットを見たら
刺したくなってきたので、
「津軽で生まれた伝統模様 こぎん刺し
くるみボタンストラップの会」を出してきました。

全12回のキット、既に全種類購入済みなのですが
終わっちゃうのが淋しくて、いくつか残してあるのです。

今回のこぎん布は真っ黒で、糸は真っ白です。
くっきりしたクールな仕上がりになりそうで
ウキウキしながら刺し始めましたが、
黒い布は布目が見えにくくて難しかったです。
あみぐるみも黒い糸は編み目が見えにくくて
はじめのうちは難しいですが、これも同じなんですね。
しかも1目だけ出るところが多くて、
きれいに刺すのも難しいデザインでした。
出るのが1目だけだと、布目の中に埋まって
模様が見えなくなっちゃうことが多いんです。
今まで刺したデザインの中でも
一番苦労したかもしれません。
でもなんとか完成。

できあがると、針目がイマイチなところがあるけれど
美しい模様だなぁと思います。
「ソロバン刺し」というデザインで、
商売繁盛の願いが込められているんですって。

いつもはキリトリ線をくるっとペンで描いて刺しますが、
黒い布にはそれも描けず、切り取り線なしで刺しました。
なんとかいつものように3つ刺せてよかったです。
黒に合わせるので、ピンクと水色という明るい色で
刺してみましたヨ。

くるみボタンにすると、裏側の問題も起こらないし
コンパクトにかわいい作品になるので良いですね(^^)

刺したくなってきたので、
「津軽で生まれた伝統模様 こぎん刺し
くるみボタンストラップの会」を出してきました。

全12回のキット、既に全種類購入済みなのですが
終わっちゃうのが淋しくて、いくつか残してあるのです。

今回のこぎん布は真っ黒で、糸は真っ白です。
くっきりしたクールな仕上がりになりそうで
ウキウキしながら刺し始めましたが、
黒い布は布目が見えにくくて難しかったです。
あみぐるみも黒い糸は編み目が見えにくくて
はじめのうちは難しいですが、これも同じなんですね。
しかも1目だけ出るところが多くて、
きれいに刺すのも難しいデザインでした。
出るのが1目だけだと、布目の中に埋まって
模様が見えなくなっちゃうことが多いんです。
今まで刺したデザインの中でも
一番苦労したかもしれません。
でもなんとか完成。

できあがると、針目がイマイチなところがあるけれど
美しい模様だなぁと思います。
「ソロバン刺し」というデザインで、
商売繁盛の願いが込められているんですって。

いつもはキリトリ線をくるっとペンで描いて刺しますが、
黒い布にはそれも描けず、切り取り線なしで刺しました。
なんとかいつものように3つ刺せてよかったです。
黒に合わせるので、ピンクと水色という明るい色で
刺してみましたヨ。

くるみボタンにすると、裏側の問題も起こらないし
コンパクトにかわいい作品になるので良いですね(^^)

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2014年12月03日 (水) | 編集 |
先日、編み物の本を参考に
"四つ目編み" の角座を作りました。
(コレ)
その時「こぎん刺しになりそう・・・」と思ったので、
今日はそれを試してみています。
図案を描くのに手こずりました。
こぎん刺しで表そうとすると、四角が45°傾くことになるので、
ややこしくなっちゃいます。

そこで別の紙で四角い枠を作ってみたら、
格段に分かりやすくなって図案が描き上がりました。

ためしに1模様だけで刺してみると、こんな感じ。
3目と5目でシンプルに刺せました。
これも風車みたいでかわいらしいけれど、
敷き詰めた感じも試してみたいですね。
しかしこれがまた、図案を描いてみようとすると難しい。

(迷走中・・・)
どうやったらリピートできるんだろう、と
あれこれ試行錯誤する中で、

枠を少し小さくしてみたり、
あらかじめ4つ合わせた型紙を作ってみたりしたら、
何とか刺すことができました・・・

・・・んですけど、
なんか、イマイチ、四つ目編みの風車模様が
浮かんでこない感じ・・・
四角の大きさは、最初に刺したものの方が
バランス良さそうです。
というわけで、ふたたび刺し直し。
最初の四角で4つ合わせた型紙を作って、刺してみました。

今度は どうだー
ところどころ正方形のスペースが空いてしまうので
これでいいのかな?という気がするのですが、
図案としてはきれいで、悪くないように思います。

くるみボタンにしてみたら、
見える部分が小さいせいか、"四つ目編み感" が
なくなっちゃってイマイチですが・・・
平らでもっと広い面積を埋めたら、
たぶんきれいに見えると思います。
うーん、オリジナル図案は 難しいですね!

"四つ目編み" の角座を作りました。

その時「こぎん刺しになりそう・・・」と思ったので、
今日はそれを試してみています。
図案を描くのに手こずりました。
こぎん刺しで表そうとすると、四角が45°傾くことになるので、
ややこしくなっちゃいます。

そこで別の紙で四角い枠を作ってみたら、
格段に分かりやすくなって図案が描き上がりました。

ためしに1模様だけで刺してみると、こんな感じ。
3目と5目でシンプルに刺せました。
これも風車みたいでかわいらしいけれど、
敷き詰めた感じも試してみたいですね。
しかしこれがまた、図案を描いてみようとすると難しい。

(迷走中・・・)
どうやったらリピートできるんだろう、と
あれこれ試行錯誤する中で、

枠を少し小さくしてみたり、
あらかじめ4つ合わせた型紙を作ってみたりしたら、
何とか刺すことができました・・・

・・・んですけど、
なんか、イマイチ、四つ目編みの風車模様が
浮かんでこない感じ・・・
四角の大きさは、最初に刺したものの方が
バランス良さそうです。
というわけで、ふたたび刺し直し。
最初の四角で4つ合わせた型紙を作って、刺してみました。

今度は どうだー
ところどころ正方形のスペースが空いてしまうので
これでいいのかな?という気がするのですが、
図案としてはきれいで、悪くないように思います。

くるみボタンにしてみたら、
見える部分が小さいせいか、"四つ目編み感" が
なくなっちゃってイマイチですが・・・
平らでもっと広い面積を埋めたら、
たぶんきれいに見えると思います。
うーん、オリジナル図案は 難しいですね!

2014年09月02日 (火) | 編集 |
こぎん刺しに「石だたみ」という図案があります。
大きさとかデザインにバリエーションがありますが
四角の中が四角くあいているシンプルな感じがかわいくて、
好きな図案です(^^)

今日はこの図案でくるみボタンを作ろうと思い、
並べ方をあれこれ考えていました。

2種類刺してみましたよ。
紺地に真っ白な糸でキリっと刺していくのが、
暑い今の季節の気分に合いました。
2013年にメリーで引き換えられた
「こぎん刺しくるみボタンストラップ」のキットでは
3種類の図案を刺すことができましたが、
そのうちのひとつも「石だたみ」でした。

(赤い糸で刺してあるのが「石だたみ」)
この時のは11×11マスの石だたみ。
今回は9×9マスの石だたみ。

大きさが違うと配置の仕方も変わってきて、
同じ種類の図案でもいろいろな柄になりますね(^^)

大きさとかデザインにバリエーションがありますが
四角の中が四角くあいているシンプルな感じがかわいくて、
好きな図案です(^^)

今日はこの図案でくるみボタンを作ろうと思い、
並べ方をあれこれ考えていました。

2種類刺してみましたよ。
紺地に真っ白な糸でキリっと刺していくのが、
暑い今の季節の気分に合いました。
2013年にメリーで引き換えられた
「こぎん刺しくるみボタンストラップ」のキットでは
3種類の図案を刺すことができましたが、
そのうちのひとつも「石だたみ」でした。

(赤い糸で刺してあるのが「石だたみ」)
この時のは11×11マスの石だたみ。
今回は9×9マスの石だたみ。

大きさが違うと配置の仕方も変わってきて、
同じ種類の図案でもいろいろな柄になりますね(^^)

2014年06月03日 (火) | 編集 |
「津軽で生まれた伝統模様 こぎん刺し
くるみボタンストラップの会」のキット。

これは「お花モチーフの会」のようなエンドレスコレクションではなく
12回限定コレクションです。
残りが少なくなってきて、終わってしまうと淋しいので
しばらく作っていなかったのですが
久しぶりにやりたくなって、買い置きのキットを出してきました。
いつものように、キットの布を目いっぱい使って
3つ分作りましたヨ(^^)

キットについていたのはこぎん布が赤、
こぎん糸が白でした。
赤色の布って、白以外の色を合わせるのが難しく思います。
以前 紺色を合わせた時は、
模様がハッキリ見えない仕上がりになっちゃいました。
今日も迷ったのですが、ひとつだけ、
明るい水色の糸を使って刺してみました。
(中央のものです)
今回は「(12)竹の節」というデザインです。レシピに、
「地域や作り手の違いによって
さまざまな "竹の節" があります」
と解説がありました。
竹は昔から身近な存在だから、さまざまな方が
モチーフにとりあげてきたんですね。
さらに解説には、
「こぎん刺しには珍しい、偶数の目が使われる模様です」
とありましたが、この点確かに、
わたしも刺しながらアレッと思いました。
こぎん刺しの目は奇数であることがルールかと思っていましたが、
そうでもないんですね。
両サイドの2目ずつ刺していくところは、
きれいに平行に揃えていくのが難しかったです。
ところで竹と言えば・・・
週に3回はクルマで走る山沿いの県道があるのですが、
その横がずらーっと竹林になっているんです。
もう、スキマがないくらいのぎゅうぎゅうで
うっそうと茂っているのですが、
この間の冬、そこに重機が入ってお手入れが始まったんです。
何日もかけて次々と竹が伐採されていき、
全ての竹が切り倒されたら、
なんと・・・
竹林の向こうは川だったのです!
ずーっと山だと思っていた竹の向こうに
まさか何もない空間が広がっているとは思いませんでした。
ここしばらくで、一番驚いた出来事です(汗)。
まぁ、よくよく考えればちょっと行った先に橋もあるし、
山だと思い込んでいたわたしが愚かだったという話ですが・・・
見違えるほど景観は良くなって、最近走るのが心地よいです。
でも土手の下を覗いてみると、何百本あるのか
切り倒された竹は、まだ河原に積み上げられたまま。
枯らしてからの方が処分しやすいのかなぁ? と思いながら
見ておりますが、どうなるんでしょうね。
今またタケノコが生えてきてそうですが。

タイムリなデザインだったので、
そんなことを思いながら刺していました(^^)

くるみボタンストラップの会」のキット。

これは「お花モチーフの会」のようなエンドレスコレクションではなく
12回限定コレクションです。
残りが少なくなってきて、終わってしまうと淋しいので
しばらく作っていなかったのですが
久しぶりにやりたくなって、買い置きのキットを出してきました。
いつものように、キットの布を目いっぱい使って
3つ分作りましたヨ(^^)

キットについていたのはこぎん布が赤、
こぎん糸が白でした。
赤色の布って、白以外の色を合わせるのが難しく思います。
以前 紺色を合わせた時は、
模様がハッキリ見えない仕上がりになっちゃいました。
今日も迷ったのですが、ひとつだけ、
明るい水色の糸を使って刺してみました。
(中央のものです)
今回は「(12)竹の節」というデザインです。レシピに、
「地域や作り手の違いによって
さまざまな "竹の節" があります」
と解説がありました。
竹は昔から身近な存在だから、さまざまな方が
モチーフにとりあげてきたんですね。
さらに解説には、
「こぎん刺しには珍しい、偶数の目が使われる模様です」
とありましたが、この点確かに、
わたしも刺しながらアレッと思いました。
こぎん刺しの目は奇数であることがルールかと思っていましたが、
そうでもないんですね。
両サイドの2目ずつ刺していくところは、
きれいに平行に揃えていくのが難しかったです。
ところで竹と言えば・・・
週に3回はクルマで走る山沿いの県道があるのですが、
その横がずらーっと竹林になっているんです。
もう、スキマがないくらいのぎゅうぎゅうで
うっそうと茂っているのですが、
この間の冬、そこに重機が入ってお手入れが始まったんです。
何日もかけて次々と竹が伐採されていき、
全ての竹が切り倒されたら、
なんと・・・
竹林の向こうは川だったのです!
ずーっと山だと思っていた竹の向こうに
まさか何もない空間が広がっているとは思いませんでした。
ここしばらくで、一番驚いた出来事です(汗)。
まぁ、よくよく考えればちょっと行った先に橋もあるし、
山だと思い込んでいたわたしが愚かだったという話ですが・・・
見違えるほど景観は良くなって、最近走るのが心地よいです。
でも土手の下を覗いてみると、何百本あるのか
切り倒された竹は、まだ河原に積み上げられたまま。
枯らしてからの方が処分しやすいのかなぁ? と思いながら
見ておりますが、どうなるんでしょうね。
今またタケノコが生えてきてそうですが。

タイムリなデザインだったので、
そんなことを思いながら刺していました(^^)

2014年03月17日 (月) | 編集 |
今日はふと思いついて、初めてのものにチャレンジしています。

といってもこのくらいの段階だと
いつものこびんちゃんじゃん? という感じですね。
ここにいつもはお顔をつけて作るこびんちゃんを、
ステッチを入れて仕上げてみました。

編み地を布に見立てて、こぎん刺しをしてみましたよ。
わたしはほとんどの作品を一発勝負で作るのですが、
これは完成にこぎつけるまでに
珍しく何度も試行錯誤を繰り返しました。

初めに "ラミー100" で編んだ時は
編み地の "マス目" が大きすぎて、しっくりきませんでした。

ださい・・・
もっと細い糸と針に変えて…と思い、
手持ちの中で最も細いプレミアムコットンを使って
編み直したのが、さきほど載せたものです。
糸が細い分、編んでも編んでもなかなか編み地が
大きくならないのでくじけそうでしたが、
途中でこれを目にした娘が
「おっ、なにか すてきなものを つくってるね!」
と言ってくれたので、がんばれました(^^)
ただしプレミアムコットンバージョンでも
どうしても こぎん布よりは目が粗くなるので、
こぎん糸で刺してもスカスカ感が出てしまいました。
なので、普段あみぐるみに使う毛糸を使って刺しました。
毛糸といっても "ナチュラルテイスト" なので、
素材的には綿麻です。
だいぶ以前に、ナチュラルテイストがこぎん刺しに合う のは
試したことがあるので、今回採用しました。
それを3本どりにしています。
正確には「3本どり」ではなく、「3回刺し」です。
たぶん毛糸の "より" のせいだと思いますが、
3本いっぺんに刺すと信じられないくらいよじれたんですよね~
「すぐよじれてくる」ではなく、
まっすぐに整えた糸を刺しても、
1目もまともに刺せないのです。
というわけで、3本どりで刺すのは諦め、
1本ずつ3回同じところに刺すという方法で
刺していったのでした。
*
これは思いついたとき、自分ではかなり
エポックメイキングな発想ではないか!? と思いました。
まず、手に入りにくいこぎん布が要らないので
いくらでもこぎん刺しを楽しむことができます。
くるみボタンには収まらない大きな模様も
刺すことができます。
円筒状に輪になっているので、
両端で折り返す必要がありません。
ぐるぐると同じ方向に刺していけます。
そして!
透明なビンを編みくるんでいるので、
こぎん刺しの隠れた魅力である「裏」も
楽しむことができるのです~

発想はよかったはずだけれど、
ちょっとわたしの実力が、伴わなかったかな。
さらに細かい目の編み地だったら、
もっと美しかったかもしれませんね。
というわけで幻の傑作「こぎんちゃん」、でした。


といってもこのくらいの段階だと
いつものこびんちゃんじゃん? という感じですね。
ここにいつもはお顔をつけて作るこびんちゃんを、
ステッチを入れて仕上げてみました。

編み地を布に見立てて、こぎん刺しをしてみましたよ。
わたしはほとんどの作品を一発勝負で作るのですが、
これは完成にこぎつけるまでに
珍しく何度も試行錯誤を繰り返しました。

初めに "ラミー100" で編んだ時は
編み地の "マス目" が大きすぎて、しっくりきませんでした。

ださい・・・
もっと細い糸と針に変えて…と思い、
手持ちの中で最も細いプレミアムコットンを使って
編み直したのが、さきほど載せたものです。
糸が細い分、編んでも編んでもなかなか編み地が
大きくならないのでくじけそうでしたが、
途中でこれを目にした娘が
「おっ、なにか すてきなものを つくってるね!」
と言ってくれたので、がんばれました(^^)
ただしプレミアムコットンバージョンでも
どうしても こぎん布よりは目が粗くなるので、
こぎん糸で刺してもスカスカ感が出てしまいました。
なので、普段あみぐるみに使う毛糸を使って刺しました。
毛糸といっても "ナチュラルテイスト" なので、
素材的には綿麻です。
だいぶ以前に、ナチュラルテイストがこぎん刺しに合う のは
試したことがあるので、今回採用しました。
それを3本どりにしています。
正確には「3本どり」ではなく、「3回刺し」です。
たぶん毛糸の "より" のせいだと思いますが、
3本いっぺんに刺すと信じられないくらいよじれたんですよね~
「すぐよじれてくる」ではなく、
まっすぐに整えた糸を刺しても、
1目もまともに刺せないのです。
というわけで、3本どりで刺すのは諦め、
1本ずつ3回同じところに刺すという方法で
刺していったのでした。
*
これは思いついたとき、自分ではかなり
エポックメイキングな発想ではないか!? と思いました。
まず、手に入りにくいこぎん布が要らないので
いくらでもこぎん刺しを楽しむことができます。
くるみボタンには収まらない大きな模様も
刺すことができます。
円筒状に輪になっているので、
両端で折り返す必要がありません。
ぐるぐると同じ方向に刺していけます。
そして!
透明なビンを編みくるんでいるので、
こぎん刺しの隠れた魅力である「裏」も
楽しむことができるのです~

発想はよかったはずだけれど、
ちょっとわたしの実力が、伴わなかったかな。
さらに細かい目の編み地だったら、
もっと美しかったかもしれませんね。
というわけで幻の傑作「こぎんちゃん」、でした。
